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問題の真意に気づくことが重要です

こんにちは、フリーデザイン東京で精神保健福祉士をしています渡辺です。

さて、今回のブログでは、今年度からフリーデザイン東京で導入した「認知行動療法カウンセリング(面談)」に関して出来るだけ具体的なレポートをしたいと思います!

まず、「何のために認知(行動)療法を用いたカウンセリングを就労支援の現場に導入したの」といったことから綴ります。

就労支援の現場を問わず、支援を必要とする方が抱える「困りごと」「問題」「ストレス体験」等の「主訴」を支援機関は何らかの手段を通じて受理→支援につなげる訳ですが、前述した「困りごと」「問題」「ストレス体験」などその「主訴」が表面的であったり、大き(抽象的)過ぎることが多々あります(というより全てがそうだと思っています)。


しかし、上記のような表面的で尚且つ抽象的な「主訴」をそのままの状態で支援機関が「主訴」として支援することになったら・・・


この場合、利用者さんの課題問題の「本質(主訴)」に支援が届かなかったり、まったく違うモノコトを問題(主訴)だと認識してしまい支援の効果が出ないことがあります。


例をあげると・・・

車に乗ることが苦痛であるが仕事に就くためには嫌な車に乗る必要がある。

その為、車に乗ることで受ける苦痛を無くすための支援が欲しい」と利用者さんから要請があがったら大体の支援者が「車に乗る為(又は車を使わなくとも仕事が出来る環境開発)の方法やストレス耐性を高める支援」を利用者さんと共に考え実施されると思います。


とはいうものの、ここで述べた「車に乗ることが苦痛である」ということが「本当の主訴」なのか?「利用者さんも支援者も実はまだ気づいていない課題や問題が車に乗ること以外にあるのではないか?」といった循環的アセスメントを利用者さんとおこなうことにより「いま・ここで何が起きているのか?環境やストレス反応に翻弄されてはいないか」など「気づき」を得ることが出来るのです。


つまりは、1次的に表出していた困りごと・問題である「車に乗ること(主訴)」が、認知療法カウンセリングを行うことにより「確かに車に乗ることは得意ではないが、ここで支援が必要な問題は違うところにあった。いま一番困っていることは他者や環境と自分を見比べてしまい、そのことで自分自身を責めてしまうこと。そのこと原因で、毎日が苦痛で苦痛で・・・。

結果として、自尊心が低下することで大きなストレスを抱えながらも、「これからのことを考えると仕事に就かなければならない。だから車を使う必要があるんだ」といったことに気づくことが出来て、困りごとや問題をどこから改善につなげればいいのか?に着手することが出来るのです。

長くなりましたが、就労支援の現場では「しごと」と「せいかつ」の双方向に視点視線をおいた支援が必要です。そのために有効な方法が認知行動療法カウンセリングとしてフリーデザイン東京は捉えています。

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