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  • 執筆者の写真フリーデザイン東京

何の為の「雇用」なのか?

精神保健福祉士の渡辺です。さて、気づけば9月も後半戦に突入。今月は就労支援サービスをご利用されている方の一般就労(内定)が多く、その対応・諸調整に多くの時間を投じております。

その一方で、法令にもとづく障害者雇用を実践されている民間企業の「心意気」を感じさせられる一件がありました。


具体的な企業名等は申し上げられませんが、フリーデザイン利用者さんと東京都足立区内にある某民間企業との面接場面で下記のように印象的な場面に直面することが出来ました。


それは、上記企業側から面接に同席した支援機関に対して「弊社は法令にもとづいて障害者雇用をおこなっている。しかしそこが今回雇用の目的ではない。障害の有無でなく、採用するからには同じチームの一員としてしっかりと育てたい。また、仕事に直接関係ない生活面の悩みだって会社側に相談して欲しいと思っている。障害特性から発生する業務中の対応等に関しては、初めに支援機関やご本人から伝えられた配慮事項を柱に、その都度その状況に併せて会社側も経験値を積んで対応していきたい。もちろん時間が掛かることだと思っている」と仰っていました。



とても考えさせられる企業側のお話でした。


また、覚悟をもって「ひと」を雇用する姿勢に関して雇用率や1カウント・2カウントを先行して考える「手段思考」とは一味違った心意気が感じられました。


もしも自分自身が採用される側であれば・・・


皆様はどんな思いのある事業場にお勤めしたいですか。


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フリーデザイン東京東京では、平成31年度から精神障害者の地域生活生活支援の強化を行うべく、計画相談事業所「地域支援センターフリーデザイン(現在申請中)」を基軸に、既存事業の就労移行支援センターフリーデザイン+地域移行定着支援事業所 星月夜に加えて「自立生活援助」・「生活訓練事業(アウトリーチ重視のサービス)」のふたつの新規事業の開設を計画しています。 そのため、フリーデザイン東京東京が足立区西新

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